週刊和風猫本舗(2021年2月26日号)
はじめましてから始めました

こんにちは。初めまして。
利用体験でお世話になっておりますFです。
今回は利用体験3回目ということで、この記事を書かせていただいております。
就労移行支援事業所 和風猫本舗さんを知ったのはポストに入っていたチラシでした。
1年間、精神的にも肉体的にも不安定な状況で、自宅にこもりきりの毎日でした。
ある日、かわいらしい猫の写真の映ったチラシを家人に見せられ、驚きました。
「ねこと就労支援」この言葉のギャップに「?」となりました。
猫カフェとしての和風猫本舗さんは知っていましたが、就労支援という言葉がどうしても結びつきませんでした。
猫は好き。
生活のため仕事はできるだけ早く探して就職しなくてはいけない。
ハローワークに通ったり就業支援センターの協力も得たりしましたが、いきなり就職するにはいろいろと不安があったので、この二つの文字に強く惹かれました。
実際に通所してみて
まず驚いたのは、ねこたちの多さでした。
こんなにたくさんのねこたちに触れ合える機会は猫カフェでもなかったように思います。
ケージに入った療養の必要のある子。
自由に闊歩して窓の外をのぞいたり、スタッフさんの膝の上でくつろいだり。
保護されてきた子、やんちゃ坊主やビビりな子、人慣れしていない子。
いろいろな性格の子がいます。
それは、実際の人間関係でも同じようなものだと思います。
それぞれ理由があって利用者はここに集まり、優しく親切なスタッフさんと一緒に学んだり、お喋りしたり。
小さくてかわいいねこたちに遊んでもらい、一緒に学びながら、時には癒されたり、思わぬトラブルに対応したり。
それは、日常生活を送るうえで少し不便な生き方をしている自分にとって、ためになることだったり、必要なことばかりに思えました。
「お仕事探しに焦りすぎていませんか?」
所長さんからのひとことにハッとしました。
周囲のねこたちの緩やか(時には大騒ぎもしますが…)な様子に気づかされました。
実際に通ってみて思ったこと。
ここは私にとって最良のリハビリ天国になるだろうということ。
もちろん、今後も通わせていただくことに決めました。
もしも、また投稿をすることがあったら、次回はもう少し具体的な活動を書きたいと思います。